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ペット撮影カメラマンの犬写真&フリーペーパー「犬の写真集」

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大昔から犬は人類にとって最良の友だった!

考古学者がまたまた犬に関する発見をしてくれた。アメリカ大陸西部において、犬の歴史に関する新たな手がかりが見つかったのだ。

今回新たな手がかりを発見したチームは、カリフォルニア州のセントラル・バレーに居住していたアメリカ先住民と犬との間には極めて密接な絆が構築されていたという証拠を見つけたという。チーム・リーダーのカリフォルニア州のバイオラ大学で考古学及び人類学を教えているポール・ランゲンウォルター教授によると、アメリカ先住民は飼い犬が亡くなるととても丁寧に埋葬していたことがわかったと教授が地方新聞に語った。

ランゲンウォルター教授は1700年代にまで遡って犬の骨を調べ、ヨーロッパの人々とアメリカ先住民が接触を持った歴史的背景について洗いなおしていた。埋められていた犬は飼い主の隣に寄り添う形で体を丸めて埋葬されていたそうだ。

地方紙サクラメント・ビーによると、セントラル・バレーのアメリカ先住民は亡くなった人の埋葬品を壊す風習がある。愛用していた品々を壊して亡くなった人と共に旅立たせるのだと言う。犬たちは飼い主が亡くなると犠牲を払い埋葬された可能性が高いが、とても大切な存在として丁寧に埋葬されていたのが発見されている。

またランゲンウォルター教授は、セントラル・バレーのアメリカ先住民たちは小型犬と大型犬の両方を飼っていたことをつきとめた。

小型犬の大きさはテリア程度で主にウサギやリスを狩るときに活躍し、大型犬はもっと大きな獲物、シカなどの狩りの時に飼い主を助けたのではないかと見られている。

当時セントラル・バレーに住んでいたアメリカ先住民は犬を最愛のペット兼、頼りになるパートナーとして大切に思っていたため、犬たちが亡くなると敬意を持って埋葬されたのではないかとランゲンウォルター教授は語った。


Pet Press.jp
by dog-2photo | 2011-04-20 21:30 | 犬のあれこれ